頭脳を酷使する編集長が予約殺到の”脳が眠る枕”『ブレインスリープピロー』を体験

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  • author 三浦一紀
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頭脳を酷使する編集長が予約殺到の”脳が眠る枕”『ブレインスリープピロー』を体験

ただ眠ればいいってもんでもないらしい。

日中はオンライン会議、夜は原稿執筆と、頭を酷使する作業が何かと多いギズモード・ジャパン編集長の尾田和実(おだ かずみ)。リモートワークが常態化した今、オンライン会議が連続することもあり、トイレに行くタイミングもなかなか難しいと嘆くほど忙しい日々を送っています。

あまりにも頭脳労働が多いせいか、PCを開いたままソファーで寝落ちしてしまうこともあるようで…。これは健康的とは言えませんよね。やはりよい睡眠を取りたいところ。もともと夜更かしでショートスリーパーな尾田、リモートワークになってからその傾向に拍車がかかっているようです。

そんな尾田に、『スタンフォード式 最高の睡眠』の著者であるスタンフォード大学の西野精治教授が開発し、「眠れすぎてすごい!」と注目を集めている枕「ブレインスリープピロー」を使ってレビューしてもらいました。

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ギター抱えてるみたいです

この「ブレインスリープピロー」は話題が沸騰しすぎて、現在予約注文が殺到中。予約でしか手に入らない大人気商品のため、特別に貸与していただきました。いったい、どんな寝心地なのか。そして、尾田の睡眠がどんな風に変わったのでしょうか?

脳波を計測して睡眠状態をチェック!

「ブレインスリープピロー」を使って睡眠がどう変わったのか。尾田が「いやーよく眠れるようになりました」なんて言うだけじゃ本当かどうかわからない! ということで、睡眠時の脳波計測を行ない、科学的に分析することにしました。

脳波計測01
Photo: Kazumi Oda
PGV(株)の高性能パッチ式脳波センサとソフトウェアを使って計測

今回は計測期間が短く被験者が一人ということで、あくまでも尾田個人に関しての分析ということになりますが、多岐にわたる分析項目からいくつか顕著な変化が見られる項目を見てみましょう。

念稿03
(左)ブレインスリープピロー使用前 (右)ブレインスリープピロー使用後
ブレインスリープピローの方(右)が深い睡眠に入るまでの時間が短縮された傾向がある

深睡眠潜時…これは深い眠りに入るまでの時間。「ブレインスリープピロー」を使用する前は160分ほどかかっていたのが、使用後は50分ほどとなっています。深い眠りに入りやすくなっているのがわかります。

念稿02
(青)ブレインスリープピロー使用前 (オレンジ)ブレインスリープピロー使用後
※左からREM/TST:総睡眠時間に占めるレム睡眠の割合、N1/TST:総睡眠時間に占めるノンレム睡眠ステージ1の割合、N2/TST:総睡眠時間に占めるノンレム睡眠ステージ2の割合、N3/TST:総睡眠時間に占めるノンレム睡眠ステージ3の割合

ノンレム睡眠は、いわゆる深い睡眠。深い睡眠時間が多いほうが熟睡できていると言えます。尾田の場合、「ブレインスリープピロー」を使用した方がレム睡眠の割合が増えています。特に、一番深い睡眠であるステージ3のノンレム睡眠の割合が大きく増えており、熟睡できていることがわかりました。

分析担当者の方は「今回非常に有意な変化だと感じた点は、深い睡眠に移行するまでの時間と深い睡眠の長さであり、脳眠というコンセプトとしては非常にマッチングする点ではないかと思います」と分析してくれました。

短期間の実験ではありましたが、「ブレインスリープピロー」を使用すると深い睡眠に入りやすい、つまり「脳眠」の状態になりやすいということは言えるのではないでしょうか。

実際、「ブレインスリープピロー」を使ってみて、尾田自身はどう感じているのでしょうか? ちょっとインタビューしてみましょう。

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メッシュ構造のため通気性は抜群で、このままシャワーで水洗いできるので清潔さを簡単に保つことができます

ギズモード編集部(以下、ギズ)まず、「ブレインスリープピロー」使用前の脳波測定の結果を見ていかがでしたか?

尾田自分がショートスリーパーなのはわかっていたけど、実は睡眠障害レベルだったということがショックだった…。あまり危機感は持っていなかったけど、すぐ病院行ってきます。

ギズ実際に「ブレインスリープピロー」を使って睡眠はどう変わりましたか?

尾田睡眠の質が向上したように感じたね。朝起きたときに「よく寝たなー」って達成感があったよ。以前は寝てるのか寝てないのかわからない感じだったから。あと、寝苦しさを感じなかったかな。眠りに落ちるときに、記憶がスパッと途切れる感じでした。

ギズ「ブレインスリープピロー」を使って、普段の生活が変わりましたか?

尾田以前は日中仕事をしていると、夕方くらいに「今日も疲れたなー」って感じて、あとは惰性でだらだら仕事してる感じだったんだけど、それがなくなって集中力が持続するようになった。そのおかげで、不注意からくるミスも減った気がします。それこそ忘れ物とかも含めて。あと、ある種のストレスのはけ口としてSNSで不特定多数の人に「忙しい!」と怒りのコメントをぶちまけていたんだけど、それが減った(笑)。

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これまでは集中力がなかなか持続しなかったんだとか

ギズそれ怖いですよ…。「ブレインスリープピロー」を使ってみて全体的にどんな感想を持ちましたか?

尾田睡眠の質が上がったというのはもちろんだけど、視覚的な効果も大きいと思いました。「ブレインスリープピロー」はクリーンで未来的でガジェット感がある。僕はぜんそく持ちでハウスダストに弱い体質だから、布団とか絨毯とかノミやダニがいそうなものに抵抗感があるんだけど、「ブレインスリープピロー」は清潔なイメージで安心感がありました。ホコリも立たないし、シャワーで洗えるという点もすごいなと。あと、「ブレインスリープピロー」は絶妙なクッション性で、固すぎず、ホールド感もきつくない。ピタッと頭のポジションが決まるので、寝返りもほとんどうたなくなった。夏場でも涼しそうだなと思いましたね。

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睡眠は脳のメンテナンスをする時間

実際に「ブレインスリープピロー」を使った尾田の感想を聞いていると、本当によく眠れる枕のよう。これまでも世の中には、睡眠をサポートしてくれるという枕が数々登場してきましたが、どうやらひと味違う感じもします。

そこで開発者である西野教授に、睡眠のこと、そして「ブレインスリープピロー」について尾田がお話を伺いました。

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株式会社ブレインスリープCEO兼CMO、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)所長西野精治教授
Photo: Victor Nomoto - Metacraft

尾田本日はよろしくお願いします。僕らは、睡眠は身体を休めるためのものというイメージがありました。リモートワークになって通勤がなくなり、あまり身体を動かさなくなってきているので、睡眠はあまりとらなくてもいいのかななんて考えていたのですが。

西野教授脳というのは身体のなかで一番活発な臓器です。脳は使えば使うほど老廃物が溜まるんですが、睡眠を取ることにより、その老廃物が断片化されたり洗い流されるということが近年の研究でわかってきました。椅子に座って一日中PCを使っていると、身体は使わなくても脳は酷使されていますから、睡眠によるメンテナンスの重要性は高まっていると思います。私は睡眠によって脳が充分に休んでいる状態を「脳眠」と定義しています。

尾田ただ疲れているから睡眠で回復するという単純な話ではないんですね。

西野教授有名なものでは、睡眠による記憶の整理や定着という効果があります。また、成長ホルモンが寝ている間に放出されるということもわかっています。この成長ホルモンは新陳代謝や免疫にも関係してきますし、発育にも関係しています。たとえば、インフルエンザの予防接種をしても、充分な睡眠を取らないと抗体が産生されにくくなります。つまり、起きているときにはできないような身体のメンテナンスを、睡眠中に行なっているんです。これらのことがわかったのは、ごく最近の話ですね。

リモートワーク下で睡眠の質が下がっている

尾田リモートワークが常態化して、朝早く起きなくていいということから、平均的な睡眠時間が長くなっているような気がしますが、睡眠の質という点についてはどうなんでしょうか。

西野教授長時間寝る人は増えていると思いますが、眠りの質は悪くなっているという印象です。その例としては、寝る時間が後ろ倒しになっていることが挙げられます。健康な睡眠というのは、深い眠りと浅い眠りを繰り返して、明け方に浅い眠りの周期に入って自然と目が覚めるという感じです。ところが、寝るタイミングが後ろにずれてそのパターンが崩れてくると、寝覚めが悪くなることがあります。

寝覚めが悪いのは、起きるのが浅い睡眠のタイミングではなく深い睡眠のタイミングになってしまっているからです。 体温変化などのリズムも後ろにずれて、起床前にも深い眠りに入ろうとしてしまうんですね。

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夜遅くまで作業が続き、ソファで寝落ちしてしまうことも

尾田僕も眠るのが遅くて。身体を動かしていないというのも原因かなと思うのですが、家にいると動画を見ちゃったりして誘惑が多いんです。あとは、仕事に行って帰ってくるという1日の生活パターンのメリハリがなくなっているために、眠るという行為に移行しにくいのかなとも思っているのですが。

西野教授睡眠(の時間)は後ろにずれやすいんです。逆に、前にずらすのは難しいもので。週末に夜遅くまで遊んでいたりすると月曜の朝に起きられないというのは、リズムが後ろにずれているからなんです。リモートワークになって、朝決まった時間に起きたり、電車に乗るということもなくなっているので、やはり生活が不規則になって、後ろにずれているんでしょうね。

いい睡眠は朝から始まっている

尾田今のような社会状況だと、無意識に多様なストレスがかかっていると思うのですが、このような状況での脳眠ができるコツというのはあるのでしょうか。

西野教授ひとつは、オンオフのメリハリをつけることですね。昼間の仕事の緊張を夜まで持ち越してしまうと、過緊張の状態なのでなかなか寝付けません。少なくとも寝る前には頭を使わずリラックスするのがいいでしょう。

また、「いい睡眠は朝から始まる」ともいわれています。朝起きたときに太陽の光を浴びて朝食をしっかり食べる。これが大事です。身体に「朝が来たよ」ということを知らせてあげることで、一日のリズムが形成されやすくなります。

「ブレインスリープピロー」がよく眠れる理由

尾田睡眠の質を向上させて脳眠するために、先生は「ブレインスリープピロー」を開発されたわけですが、どのような特徴があるのでしょうか。

西野教授人間は、体温が上がって下がるときに眠くなる性質があります。それを踏まえると、寝具は通気性のいいもののほうがよい眠りにつながります。これは脳も同じことで、体温と同じように昼間高くて夜は低い。だから、寝ているときは頭の温度は下げたほうがいいんです。むしろ頭の温度が下がっているから眠るといっても間違いではありません。

なので、寝ているときに後頭部に汗が溜まるような枕はあまり脳眠には適していないといえます。

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通気性がよく弾力のある素材

「ブレインスリープピロー」はエアループという通気性の高い素材が4層構造になっていて、一番下は芯が入って固くなっています。さらに弾性があり頭の形にフィットしやすくなっているので、頭を低温にしつつ寝やすい枕になっています。

尾田僕はぜんそく持ちで、寝具のダニなどが怖いんですが、「ブレインスリープピロー」はシャワーで簡単に洗えるという点にすごく安心感がありました。

西野教授寝具にはダニは必ずいるものなんですが、「ブレインスリープピロー」はダニが好むような材質ではないので、ダニは住みにくいと思います。そういう安心感も睡眠の質につながってくるので重要なことだと思います。

尾田「ブレインスリープピロー」を使うことによって、物理的に快適に眠れるということのほかに、「睡眠のためにいい枕を使っている」という気持ちも、脳眠につながっているのかなと思いました。

西野教授私は、「ブレインスリープピロー」を通じて睡眠の重要性を認識してもらう啓蒙活動を行なっていきたいと思っています。

睡眠というのは非常に幅広い領域が関わる学問です。私ひとりですべてカバーできるわけではありません。さまざまな分野の専門家に関わっていただいて、よりよい睡眠、正しい睡眠というものをみなさんに知っていただきたいと思っています。

尾田なるほど。とてもよくわかりました。ところで、教授は徹夜とかはされないんですか? たとえば論文の締め切りが迫っている時とか。

西野教授めちゃくちゃしますよ(笑)。

こんな時代だから「脳眠」で健やかな生活を

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睡眠が大事だということは頭ではわかっていましたが、尾田の脳波計測結果や実際に「ブレインスリープピロー」を使ってみての実感、そして西野教授のお話から、睡眠の質の向上というのは仕事の生産性向上だけではなく、健康にも深く関わっているということがわかりました。「いやー、昨日徹夜で仕事しちゃったわー」なんて寝てない自慢しても、何もいいことないんですよ!

「ブレインスリープピロー」は3万3000円(税込)と枕としては安くありませんが、現在大人気で予約販売のみとなっています。それだけ、「ブレインスリープピロー」による睡眠の質の向上が感じられるということなのでしょう。

今回の取材を通じて、よい睡眠の条件が「頭を冷やすこと」「首や頭にフィットすること」「清潔であること」がわかりました。そしてそれらを実現してくれるのが「ブレインスリープピロー」です。寝付きが悪い、寝ても疲れが取れない、夜更かしが習慣化してしまっている。そんな悩みを抱えている人は、使ってみるといいでしょう。

「脳眠」で健やかな生活を。リモートワークだからこそ、睡眠を大事にしたいものですね。

Photo: Shingi Fumita, Victor Nomoto - Metacraft, Kazumi Oda

Image: Shutterstock

Source: BRAIN SLEEP