事故したときに大切なのはシートベルト、では事故しないために大切なのは?

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  • author 野間恒毅
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事故したときに大切なのはシートベルト、では事故しないために大切なのは?

実は「タイヤ」なんです。

すっかりセルフスタンドが普及して昔のように「タイヤの点検、よろしくね!」ということも少なくなった今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか? 実はタイヤってクルマが走る上ですごい重要なんですよ。え、当たり前? そう、その当たり前のことを改めて注目してみましょう。

最後まで読んでいただければ、タイヤの重要性とともに、プロに任せて安心を得る、というのもアリだと感じるはずですよ。

タイヤのメンテナンスが大切な理由

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自動車にはタイヤが4つついていますが、このタイヤが路面に接地することで、走る、曲がる、止まるといった挙動のすべてを担っています。タイヤはホイールに組み合わせ、中に空気を入れて自動車を支えますが、実際に路面に設置しているのは、タイヤ1つあたりわずかハガキ1枚分。4輪合わせても、実にハガキ4枚分で自動車を、そして私たちの命を支えているのです。

ここまではCMなどで知ってる知ってる、常識だよ、とお思いの方もいるでしょう。しかしここからが大切なポイント。自動車の事故の要因はさまざまですが、車両に起因する事故のなかで整備不良に限定すると、高速道路では87%一般道では60%タイヤに起因するそうなんです(平成19年から5年間の統計データ※)。この数値までは知らなかったという方も多いことでしょう。運転歴約30年、若い頃は競技用ハイグリップタイヤを装着してブイブイとレースをやっていたような私も知りませんでした。

※交通事故総合分析センター「交通事故データからみた自動車の点検整備に関する調査分析報告書(平成24年度)」

整備不良が原因の事故の多くがタイヤの空気圧の低下や異常摩耗など。つまり、タイヤメンテナンスをしっかりしていれば防げたはずのものがほとんどなんです。特にタイヤに起因する事故のうち、空気圧の低下が原因となっている割合が多いそうなので日頃から空気圧を適切に管理することが重要です。

適正に空気圧を保つと、燃費性能が上がったり、タイヤの寿命を伸ばせるので、その点でも注目です。

パンクしなくてもタイヤから空気は抜けてしまう!

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このあいだ空気圧をチェックしたから大丈夫、と安心できないのがタイヤの難しいところ。なぜならタイヤは放置していると自然に空気が抜けてしまうから

ゴムで密閉されているのにどうして抜けるのか疑問に思うことでしょうがその理由は簡単。空気の分子がタイヤを構成しているゴムの分子よりも小さいために、ゆっくりと外に抜け出てしまうからなんです。だいたい1カ月ごとに空気圧点検、空気補充をしなければならないのはこのため。

せっかく燃費のよくなるエコタイヤを装着していても、空気圧が低すぎると走行抵抗が増え、燃費が悪化したり、さらには異常摩耗、最悪は損傷して交換になりかねません。

パンクしないタイヤはない

空気圧低下のほかに心配なのが突然のパンク。特に釘などの異物を拾ってしまってタイヤに刺さると急に空気が抜けてしまう、つまりパンクしてしまいます。パンクするとタイヤは空気の抜けた浮き輪のようにペッチャンコ。クルマを支えることができなくなり走れなくなってしまいます。

私のクルマで釘がタイヤに刺さったときはゆっくりと空気が抜け、それに気付かず走り続けた結果、タイヤを激しく傷めてしまい、パンク修理不可能、タイヤ交換になってしまいました。

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タイヤの空気圧センサーがついていたのですが、メーターパネル内の表示を見落としてしまったため、結局タイヤ交換するはめに

タイヤは空気圧が大事

パンクで1輪だけタイヤを交換しようと思っても、タイヤの銘柄、溝の残り具合を揃えないとバランスが崩れてしまいます。私のクルマがパンクしたときは、残りのタイヤの溝が半分まで減っていたので、1本だけ新品を入れると真っ直ぐ走らないなどデメリットが予想されました。そこで泣く泣く4本全部タイヤ交換をしました。早く気付いてパンク修理をすれば交換しなくて済んだのに…。高い勉強代になりました。

空気圧センサーがついていてもこんなことがありますから、空気圧センサーがない普通のタイヤの場合はなおさら日頃の空気圧点検が大切です。特に運転席から遠い左リアは見落としがち。

タイヤ点検はプロにお任せ! 無料診断してくれるところも

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空気圧や偏摩耗、外傷、残溝の有無など、タイヤをチェックするポイントは、上の画像のように数多くあります。

ガソリンスタンドによったついでにこれらを見ればいいんですけど、面倒だったり、手が汚れるのが嫌だったりとなかなかしないのが現実。さらに、セルフ式のガソリンスタンドが増加しているため、他人の目でチェックしてもらう機会は減っています。では自分でチェックするしかないのかということになりますが、タイヤなんて黒くて丸いモノ、なにをどうしたらいいかよく分からない、という方も多いでしょう。

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そんな時はプロにお任せするのが最善手。ブリヂストンの「タイヤ館」ではタイヤ点検は無料。お買い物ついでにちょっと寄ってもらうのも大歓迎とのこと。

タイヤ館ではしっかりとした教育を受けたスタッフが点検をしてくれるので安心。もちろんタイヤ交換の技術も日頃から磨いています。

こんな話もあります。私の友人でタイヤとホイールを大きくカスタマイズしたクルマに乗っている人がいまして、その人とタイヤ交換の話になりました。

タイヤ交換には技術が必要なので私はタイヤ専門店をすすめたのですが、その友人はタイヤ交換なんて機械を使ってやるもんだからどこでも同じでしょ、と気軽に考えてました。結局普通の量販店にいってタイヤ交換したところ、見事に失敗。貴重なホイールを曲げられて弁償してもらうことになってしまいました。それまでクルマには乗れないし、また交換しにいかなければならないしと踏んだり蹴ったり。だからタイヤ専門店をおすすめしたのに。やっぱり餅は餅屋です。

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そしてタイヤ交換するならどのタイヤが最適か、というタイヤ選びも大切なお仕事。

タイヤ館では新タイヤをいち早く体験したスタッフが乗り心地、騒音や操縦安定性の違いなどカタログでは分からない「実感」を伝えながらタイヤのセレクトもしてくれるんです。

さらに新品タイヤを装着後、100kmごとの無料点検などの定期メンテナンスのサービスもあり、まさにプロならではのアフターフォローです。

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タイヤ館では、タイヤ交換したお客様や、無料点検をした方の中から希望したお客様に、「メンテナンスグリーンパス」を配布しています。

これはカルテのようなもので、タイヤの溝や空気圧、ローテーションなどの点検履歴を記録することで、次いつ頃何のメンテナンスをすればいいのか分かります。またタイヤだけではなく、オイル交換などのメンテナンス安全点検記録もできるので、愛車の健康管理に役立ちますね。

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ちょうど今なら4月にかけてタイヤ館集中得市を開催中。お値打ち品が登場するチャンスですし、店舗ごとで独自の特典をつけたりもしているようです。消費税が増税するタイミングが議論されていてヤキモキするところですが、いずれにしてもお値打ち価格で購入できる機会ですので、いちど訪れてみてはいかがでしょうか?

タイヤは目立たない存在なので日頃なかなか注目しませんが、実は一番大切なパーツなのです。プロに任せてしっかりケアしましょう。

source: タイヤ館

Image by Shutterstock

(野間恒毅)