ニコンから最上位モデル「D5」登場、4K動画にISO最大328万まで対応

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ニコンから最上位モデル「D5」登場、4K動画にISO最大328万まで対応

ニコン最上位のフラッグシップモデル「D5」が発表されました。

プロフェッショナル向けFXフォーマットの最新"モンスター"は、去年の11月に開発発表が行われましたが、ついに発売時期と詳細が発表されました。2014年に発売された「D4S」から、約1年9か月ぶりにフラッグシップモデルの更新となります。4K動画(3840×2160)対応に、感度性能が向上、153点AFシステム搭載、モニターはタッチパネル採用になりました。

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D5で、ついに4K動画に対応しましたね。今までもニコンのカメラで動画撮影のイメージはありませんでしたが、D5も基本は静止画撮影がメインだと思います。

「あらゆる状況下で、瞬間を逃さず高品位な映像表現を可能にする」というコンセプトにあるとおり、153点のフォーカスポイントで、D4Sから130%以上の広い範囲をカバー。35mm判相当のCMOSセンサーに、12コマ/秒の高速連続撮影性能によって、あらゆる状況で被写体を正確に捉えることができます。

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また高感度画質も向上したことも特徴で、常用でISO102400、最高ISO3280000まで拡張することができます。

さ、328万…。どんだけ明るく撮れるんだ…。

またハードウェア的には、画像モニターにタッチパネルを採用したことが前モデルから大きく異るところでしょうか。

図体はこれまで同様大変に重く本体だけで約1.4キロ価格も当然重く、約75万円となっております。

D500

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さらにD5とともに、DXフォーマット最上位機種「D500」も発表されました。D5のAFシステムなどを受け継ぎつつ、価格的は(D5と比較すると)手に入れやすいモデルになっています。

D5に新搭載された153点の新AFシステムと、新画像処理エンジン「EXPEED 5」がD500にも備わり、さらに2,088万画素CMOSセンサーと、3.2インチのタッチパネルも、D5と同様ですね。D5と比べれば「手に入れやすい」のですが、それでも価格は本体だけで26万程度と、お高いカメラであることには変わりません。D5もD500も3月に発売されます。

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Mario Aguilar - Gizmodo US[原文
(mayumine)