祝・1周年!
日本IBMが提供している高性能クラウドサービス「SoftLayer」。ギズモードでもたびたび紹介しておりますが、現在、クラウドサービスの中でも注目度が大幅にアップしており、採用企業も増加しています。
そんなSoftLayer、12月22日に東京データセンター開設1周年を迎えました。おめでとうございます。
それを記念して、日本SoftLayerユーザー会とSoftLayerパートナー会により「SoftLayer東京DC(データセンター)1周年ミートアップ」が開催されました。
SoftLayerとなると黙っていられないのが、ベアとメタルのコンビ。もちろん、今回も二人揃ってしっかり参加してまいりました。盛大にとり行われたこのミートアップの模様をレポートします。活気ある雰囲気の中、活用ぶりを語るユーザー&パートナーの皆さんの話を聞き、改めてその有用性を痛感しましたよ!
銀座のおしゃれなレストランにベアメタルが潜入
今回のミートアップ、会場は東京銀座のレストラン「My Humble House Tokyo」です。かなりおしゃれな場所で、いささかびっくり。ベアメタルは地下の階段を降りていきます。
ベア「メタル、ほんとにこんなおしゃれな場所でミートアップが開催されるのかな」メタル「なんだい、銀座のレストランだからってビビってるのかい? 僕はワールドツアーで海外のさまざまな場所に行っているから、こういうところは慣れているよ」ベア「俺がビビっているだって? 川で鮭を取らせたら日本一のこの俺が、ビビるわけないだろ? 数多の死線をくぐり抜けてきた“伝説のベア”を見くびるなよ?」そんな会話をしながら会場に入ると……。
人人人! およそ250名の人たちが、SoftLayer東京データセンター開設1周年を祝福するために駆けつけておりました。ウェルカムドリンクをいただきながら待っていると、いよいよスタートです。
乾杯の挨拶は、日本IBMのクラウド事業統括執行役員、小池裕幸さんです。カンパーイ!
豪華メンバーによるゲストスピーチ
その後はゲストスピーチ。実際にSoftLayerを利用しているユーザー3組が壇上に登場です。トップバッターは、米サンテマオと神戸に拠点を持つスタートアップ企業、AlpacaDBの北山朝也さん。同社はディープラーニングによるトレーディングサービスを開発。その基盤としてSoftLayerを採用しています。
北山さんは「ユーザーの勉強会だと思って、そのつもりで資料を作ってきてしまった」と話した後、同社のサービスについて解説。北山さんによると、2015年8月からSoftLayerを採用。
そのきっかけは、以前開発環境として使っていたクラウドサービスのスポットインスタンスの価格高騰によるもの。より低価格で高性能なSoftLayerに乗り換えたことで、開発環境が大幅に改善し、エンジニアを増やしてさらに開発スピードが上がったとのこと。そのほか、SoftLayerの便利な使い方の紹介などを行いました。
お次は、こちらでインタビューをさせていただいた、パイオニアVCの間下浩之さん。2014年からWeb会議システム「xSync Prime Collaboration」でSoftLayerを導入。その後「V-CUBEトランスレーター / V-CUBEアシスト」「V-CUBEミーティング」といったサービスでも、SoftLayerの仮想サーバーやベアメタル(物理)サーバーを導入。
SoftLayerの特徴のひとつである、各データセンター間の高速ネットワークにより、ほとんど遅延のないリアルタイムでのビデオ通話を実現したことで、各種サービスが拡充しているとのこと。さらに、2016年には「iStudy」という研修システムのサービスもSoftLayerに移行するなど、ますますSoftLayerを活用していく方向性を示していました。
最後は、ゲーム開発をメインとしたマーベラスの丹羽隆之さん。オンラインゲームなどのグローバル展開をする上で、世界にデータセンターを持ち、そのデータセンター間の高速データ通信が非常に有用であるSoftLayerが適していると思い採用に至ったと解説。
その他、ベアメタルサーバーが即日利用可能であること、サポート体制が充実していることなどをSoftLayerのメリットとして挙げていました。
ベアメタルの二人は、熱心に話を聞いておりました。勉強になる!
取材もちゃんとしています。
会場は大盛り上がり!
歓談タイムとなりました。ベアメタルの二人も取材を中断して乾杯です。
乾杯の挨拶をされた小池さんとも名刺交換させていただきました。今後ともよろしくお願いします。
1年ほどSoftLayerを取材しているからか、会場ではいろいろな方に声をかけていただきました。
SoftLayerの中の人、ジェシー・アーノルドさんと。ベアメタルもグローバルな存在になりつつあります(そんなことはない)。
こちらで取材させていただいたクリエーションラインの安田忠弘さん(中央)、IBMエバンジェリストの北瀬公彦さん(右から2番目)、クラウド利用促進機構の荒井康宏さん(左から2番目)と記念撮影。ありがとうございます!サプライズ! SofLayerケーキ登場
後半戦に突入する前に、ビッグなサプライズが! なんとSoftLayerケーキの登場です。これには会場も大盛り上がり。あっという間に人だかりができました。
大きい! このケーキは、この後切り分けられて皆さんに振る舞われていました。とてもおいしそうでしたよ。
後半戦はライトニングトーク&表彰式です
ケーキのお披露目のあとは、後半戦に突入。SoftLayerユーザーによるライトニングトークです。登壇者が、SoftLayerを使って行っているソリューションや、執筆した本の紹介、Bluemixユーザー会の紹介などを4分間で行っていきます。
一人4分間という持ち時間でしたが、ぴったりに終わる人、ちょっとだけオーバーしてしまう人などいて、非常に盛り上がりました。
ライトニングトーク終了後は、パートナー会およびユーザー会からの表彰式です。
パートナー会からは、SoftLayerのユーザー数拡大に貢献した企業、高速ネットワークの有用性について広くアピールした企業などが表彰されました。
ユーザー会からは、「一番勉強会で発表したで賞」「女子部頑張ったで賞」「一番ブログ書いたで賞」などが贈られました。
受賞された方々、おめでとうございました! ベアメタルも自分のことのように嬉しく思いました。
SoftLayerはこれからもどんどん拡大していきます!
約2時間にわたって開催された「SoftLayer東京DC1周年ミートアップ」。そろそろお開きの時間となりました。まずは、ユーザー会を代表してクリエーションラインの安田忠宏さんが挨拶。ユーザーの立場から、SoftLayerのますますの発展と、国内第2、第3のデータセンター設立を熱望しておりました。
そして最後は、パートナー会を代表して日本情報通信の鷲見剛実さんが一本締めを行いました。
よーお、パン!!ということで、非常に充実した「SoftLayer東京DC1周年ミートアップ」でした。
東京データセンターが開設されて1年。順調にユーザーが増加し、SoftLayerの知名度も大きくアップ。Webサイトやサポートが日本語対応されたことにより、オンラインゲームやビッグデータなどを扱う国内企業で採用される傾向が強くなっています。
1年前のSoftLayerユーザー会も大盛況でしたが、今回のミートアップはさらにスケールアップ。この1年間のSoftLayerの発展ぶりを見ると、2周年、3周年はどうなっているのか、想像もつきません。
もしかしたら、東京ドームを貸しきってのミートアップや5大ドームツアー、そしてワールドツアーへと発展するかもしれません。
そうなると、ベアメタルも忙しくなりそうですね(ニッコリ)。
SoftLayerに興味がある方は、ぜひJapan SoftLayer User Group(Facebookはコチラ)に参加してみてはいかがでしょうか?
ということで、大盛況の「SoftLayer東京DC1周年ミートアップ」。最後は皆さんで記念撮影です。はい、ベアメタル!!
source: SoftLayer
(文・三浦一紀/写真・小原啓樹)
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