「きみ、写真上手いよね」
そんなひと言につい張り切って、パーティではなんとなく撮影係に…。そんなカメラ男子も多いのではないでしょうか? 写真を褒められるのはうれしいけど、翌日に写真を共有するときにふと思うことがありますよね? 「あ、俺写ってないんだ」と……。
今回は、カメラ係はもちろんのこと、あなたのカメラをパーティの主役にする3つのテクニックをご紹介していきましょう!
「スマートリモコン」アプリがあれば、パーティに参加しながら思いのままに撮影できる!
ソニーがリリースしているスマホアプリ「スマートリモコン」は、スマホをカメラのリモコンのように使用できるアプリ。ソニーのフルサイズミラーレス一眼「α7」シリーズや、APS-Cセンサー搭載デジタル一眼カメラの「α6000」、さらにレンズ一体型デジタルスチルカメラの「サイバーショットRX」シリーズ(一部を除く)などにも対応しています。
※詳しくはこちらでご確認くださいこのアプリのスゴイところは、単にスマホでシャッターが切れる「だけではない」ところ。シャッターどころか、カメラのほとんどの撮影機能を、スマホからコントロールできてしまうんです。
ズームの操作や、タッチした場所にピントを合わせる「タッチAF」、露出補正やホワイトバランスの調整まで、カメラのボタン類がスマホに内蔵されたと言っていいほど多機能。三脚でカメラを固定してしまえば、あとはカメラのそばにいる必要もありません! みんなと一緒にスマホの画面を見ながら、撮影テクニックを披露することだってできちゃいます。
冬は、星空が美しい季節でもあります。寒い夜の撮影には、「カメラから少し離れたあたたかい場所でカメラを操作」という使い方もできそうですね。
パーティの締めは、ベランダに設置したカメラを部屋から操作して、みんなで星空鑑賞パーティ。そんな大人の時間も実現してくれそうな、「スマートリモコン」アプリです。
大人クオリティの撮影で、パーティを美しく残す
次は、肝心の撮影テクニック。ソニーのサイトで展開されている月刊コンテンツ「大人のソニー」では、プロカメラマンの高木康行さんが、パーティで使える撮影のポイントを紹介してくれています。
■“真俯瞰”で臨場感を出す真上からテーブルの全景をとらえると同時に、シャッター速度を長めに設定することで人の手の動きも写しこむと、臨場感が出てきます。
ソニーのフルサイズミラーレス一眼「α7 II」にはチルト可動式液晶モニターが搭載されているので、モニターを立てれば真上からファインダーをのぞく必要がないのもうれしいポイント。
■“前ボケ”で空気感を演出する「シーン写真のセオリーは、後ろにボケをつくっての撮影がオーソドックスですが、その場の空気感をとらえる際には、前ボケ撮影にチャレンジしてみて欲しい」と高木さん。
前ボケをつくることで写真に奥行きが出て、にぎやかなイメージに。テーブルにたくさんの食材が並ぶシーンでは、ボケた色味がカラフルなので、前ボケが効果的です。
■後ろ斜め45°の“反逆光”がオトナの雰囲気「ワンランク上のテクニックとしては、食材の後ろ(斜め後ろ45°くらいのところ)に光源をセットする“半逆光”での撮影がおすすめ。輪郭がくっきりとしてきます」(高木さん)
なるほど。食材の色味がシャドウ部分のコントラストで締まり、大人の雰囲気を醸し出してます。被写体の正面が暗くなりすぎてしまう場合には、レフ板を使ってみましょう。レフ板がなければ、キッチンペーパーなど白い紙を使ってもいいですよ。
その場にあるものを使って、ワンランク上の写真を撮るなんて、ちょっとカッコいいですよね。紹介したテクを駆使すれば、パーティの主役はあなたです。
写真映えする盛りつけで、雰囲気も大人モード
さらに今回は、月刊「大人のソニー」とコラボしたスペシャル企画が、「FOODIE」で行われています。「盛り付けテクニック」や「スタイリングのコツ」をフードコーディネーターのタカハシユキさんが教えてくれていますよ。
■プレートを重ねて料理の“存在感”を出す手持ちのお皿でも、異なる素材のものを重ねるだけで、料理に存在感が出てきます。
■平面的な料理は“散らして”立体感を生ハムやサラミなどの立体感が出にくい食材は、お皿にのせるだけになりがちで、見た目の変化がつけにくいものですが……。
「そんなときは、おろしたチーズやベリーなどを大胆に上から散らしてみてください。それだけで立体感が出るうえ、色どりにもメリハリがつけられますよ!」(タカハシさん)。
■テイクアウトの“おもてなし”アイデアパーティとなるとつい調子に乗って買いすぎて、高価な食材を余らせてしまったりすること、ありますよね? そんなときは、ひと工夫したテイクアウトのアイデアで、パーティの印象がグッと良くなります。
水気の少ない食材はワックスペーパーで包んで、おうちにあるひもで結ぶだけ。ドライフルーツを飾りに添えれば、大人の雰囲気に!
少し汁気もある料理が余ったときは、空きカップ・ひも・ポリ袋の3点セットがあればおしゃれな持ち帰りパックが完成します。
「カップに料理を詰め、食品保存用のポリ袋に入れ、口をひもで縛ります。ポリ袋の余った部分を短くカットするのが、かわいくみせるコツです」(タカハシさん)
街も気分も華やかになる年末年始! ソニーのカメラと「スマートリモコン」アプリ、そして盛りつけテクニックを駆使して、記憶に残る大人パーティを演出してみては? 「大人のソニー」では撮影テクニックを、「FOODIE」では盛りつけテクニックをより詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、東京・銀座ソニービルソニーショールームやソニーストア名古屋、ソニーストア大阪では、「α7 II」をはじめとするソニーのデジタルカメラを体験できるので気になったひとは訪れるのがよさそうです。
(有賀久智)