エボルタのチャレンジはついに廃線を復活させるまでに

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    エボルタのチャレンジはついに廃線を復活させるまでに

    今度は本物の線路だ!(映画「エイリアン2」のキャッチコピー風に言ってみました)

    2008年から毎年のように壮大なチャレンジをしてきたパナソニックの乾電池「エボルタ」。ギズでも閉校となる小学校でのプラレールを用いた昨年のギネス記録™チャレンジをリアルタイムでお届けしました。それが今年はオリジナルの電車を本物の線路で走らせるまでになったのです。

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    そう、今年の挑戦は「廃線1日復活チャレンジ」です。そこで、鉄道の日10月14日にあわせて行われた、チャレンジ車両「エボルタ電車」の先行お披露目会の様子をお届けします。

    では、まずは夢のいっぱい詰まった公式予告動画をどうぞ。

    小学校のプラレールの線路は、ここにつながっていたんだなぁ。予告なのにすでに涙が出そうな自分がいます。

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    さあ、では廃線1日復活チャレンジの概要をお伝えしましょう。今回は、単1形「エボルタ」を3並列×33直列の計99本を使用。総重量約1トン(車体重量のみで約400kg)の車両を約8.5km走らせます。

    その肝となる乾電池「エボルタ」は構造・材料・工法すべてに独自のテクノロジーを投入。これによって独自の材料をより多く内包し、高品質を保つことで、優れた長持ち性能とハイパワーを実現しているんだとか。

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    (画像クリックで拡大)

    「エボルタ電車」の車両だって特別です。このために専用の車台を製作し、鉄・アルミ・特殊強化ダンボールを使ったオリジナルのボディにはエボルタくんやロゴまであしらわれています。ちなみにエボルタくんはこの日発足したエボルタ電池鉄道社長を務めています。もう「エボルタくん」なんて気軽に呼ばない方がいいかもしれません。

    「エボルタ電車」の定員は約10名。乾電池を動力にこれだけのことをするんだから、本当にすごいです。

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    舞台となるのは、秋田県大館市にある大館駅と小坂駅を結ぶ「小坂鉄道」の廃線。2009年に全線廃線となったのち、2013年11月からは一部区間を「大館・小坂鉄道レールバイク」などに活用している以外は保全も完全ではありません。

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    そのため、このチャレンジのためだけに、周囲の住民の方に協力してもらいながら雑草を刈ったり、線路を整備したりといった準備が現在進行形で進められています。

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    (画像クリックで拡大)

    こちらが当日の走行予定ルート。途中には4つの鉄橋や森のトンネルなどがあり、見どころ満載です。そんななか、山手線で言えば渋谷〜池袋間に匹敵する約8.5kmを乾電池エボルタのみを動力にして走破しようというのです。

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    そして、発表会の会場には旧小坂鉄道でながらくお勤めになったおふたりも登場。このチャレンジへの感慨を語っていましたよ。さらに、秋田県の佐竹県知事や大館市長、小坂町長からの応援メッセージも。

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    さらにさらに、「500系こだま」「プラレール」「エボルタ」のコラボとして1号車にプラレールカーを連結した特別仕様の山陽新幹線こだま号を現在期間限定で1日1往復運行しているJR西日本や、2009年から交流がスタートし昨年のチャレンジでもタッグを組んだタカラトミーのプラレールグループからもメッセージが届きました。各所からの期待は大きいですなぁ。

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    なお、パナソニックの電池を購入するとプレゼントが抽選で当たるキャンペーンも実施。タカラトミー特別制作の「エボルタ電車」を再現したプラレールや、エボルタ社長の着ぐるみパジャマ、限定デザインのQUOカードが抽選で当たりますよ。

    会場では、チャレンジ当日に廃線を走る「エボルタ電車」がお披露目されました。

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    外装は耐圧強度がある素材を使い、より多くの人を乗せられるように工夫されています。この素材は重量物・精密機器などの輸出や、木箱・コンテナの代替品としても使われる素材なんだそうです。

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    中を見ると、運転手さんの足元には99本の乾電池「エボルタ」が設置されています。ということは……

    そうなんです。お披露目だけでなく会場内を実際に運行したのです。その様子は以下の動画でどうぞ。

    期待が高まってきましたね!

    チャレンジ当日は2014年11月2日(日)。雨天の場合は11月3日(祝)に順延です。当日はニコニコ生放送で中継予定です。公式サイトをチェックしましょう。

    そして、ギズもこの壮大なチャレンジをリアルタイム更新でお届け予定です。ニコ生といっしょにぜひ楽しみましょう。

    では、おじぎをしたあと、かわいくカニ歩きで会場をあとにするエボルタくん、もといエボルタ社長とともにお別れです。では11月に!

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    source: 廃線1日復活チャレンジ | EVOLTAチャレンジ | Panasonic

    (松葉信彦)