この放送では、スマホアプリとテレビが連動するという「未来のテレビ」を見せてくれた川田さん。番組の目玉は、事前に撮影されたAKB48のライブ映像を、総選挙上位の16名が映るように等分割し、視聴者がスマホ越しにテレビを見ると、好きなメンバーだけを視聴することができるという多視点放送(下の画像左)。
さらに、視聴者に多く選ばれたメンバーだけが残っていき(上の画像右:メンバーが少なくなるにつれ画面は大きくなる仕組みで、この画像だと指原さんが1位)、最後に「最も多くの視聴者に選ばれたメンバー」がわかるという、リアルタイム選挙を実現させた放送でした。
川田さんはこの実験について、以下のように語っています。
僕が情熱大陸でやったのは、普段テレビの枠に収まらないはみ出たものを、スマートフォンに収めることでした。視聴者は、局側の判断ではなくて、自分の見たいものだけを見たいし、他の視聴者がどう感じているのかも知りたい。スマートフォンは、スクリーンでありボタンでもある。これを再考して、テレビ放送を拡張した実験を行ったわけですが、大正解でした。露骨に、テレビの新しい時代の幕開けだったのだと思ってます。スマホが好きなメンバーだけを映し出すスクリーンにもなって、かつ1票を投じるボタンにもなっていたっていうことかぁ。スマホとテレビを連動させるとこんなこともできるんですね。
ネタ元の無限大では、川田十夢さんが、幼少期の話から会社員時代、そして情熱大陸でのチャレンジまで、自身のルーツについて語られています。
それにしてもAR=風鈴ってすごい…。冬だと何がARなんだろう。鍋…とかかな。
(ギズモード編集部)