「せーんろはつづくーよー、どーこまーでもー」って言っても、これは続きすぎでしょ!
トップ画像の真ん中奥にある黄色いのも線路なんです。こんな大規模なプラレールなんて初めて見ました。だって、消失点が見えちゃってるもん。でもこんなものじゃ終わらない壮大な挑戦が発表されたんです。
それがエボルタ×プラレールによる「世界最長レール走破チャレンジ」。
今までのエボルタのチャレンジといえば、がんばりすぎるほどにがんばるエボルタくんという図式でしたが、新たな展開です。
今回の企画の概要がこちら。
タカラトミー「プラレール」でギネス世界記録™(約4km)を上回る長さの最長コースを作成し、そのコースをおもちゃの車両がパナソニックの乾電池エボルタ単3形1本のみで走破するというもの。
そしてこの企画の特徴が、児童が主役だということ。
チャレンジするのは、東京都北区立滝野川第七小学校の児童たち。この小学校は今年度での閉校が決まっており、全校児童41人の「最後の思い出づくり」の一環にもなっているんです。粋なことをやりますなぁ、パナソニックさん、タカラトミーさん。
そんな両社がタッグを組むのは、実は今回が初じゃなかったみたい。2009年から交流がスタートし、プラレール博で相互PRしたり、初回限定生産品として電池を同梱したプラレールアドバンスを販売したりといった取り組みを続けてきたんだとか。それが今回の企画につながったのか…!
プレゼンテーションでは、両社のあゆみの意外な共通点についても語られました。
さあ、ここからはチャレンジの内容にスポットを当てていきましょう。チャレンジで走るプラレールの電車は、秋田新幹線の「E6系スーパーこまち」。
会場内にはながいながーいプラレールのコースが設置されていました。ただしこれは世界最長を目指すためのほんの一部。
実際にはこの8メートル×8段のユニットが30~40台も必要になるそう。
しかもそれだけではなく、体育館と校舎の一部を使い、立体的なコースを作ることも検討しているとか。階段のぼったりとか大変そう…。
ちなみに、今回のチャレンジの主役はもちろん滝野川第七小学校の児童たちなのですが、2つの方法で参加することができますよ。まず1つ目が、上の画像のように「持っているプラレールを提供して応援」する方法。レールに応援メッセージを書いて提供することで、参加できちゃいます。募集要項についてはこちらのページでご確認を。
また、「応援レール募集イベント」も2箇所で開催。日程は東京・お台場アクアシティが11月2日(土)・3日(日)、兵庫・西宮ガーデンズが11月16日(土)・17日(日)ですよ。
そして、もう1つの参加方法が12月14日(土)のチャレンジ当日、朝9:00(予定)からスタートするUSTREAM中継を見る方法。会場が小学校なのでセキュリティの関係上、現地での観覧はできないのですが、USTREAMでチャレンジの成否を見届けることができます。
いやー、それにしても会場のプラレールは圧巻だったなぁ。
ついいっぱい動画を撮っちゃったので、ぜひ見てみてください。さらに大規模になるチャレンジ当日が待ち遠しくなりますね。ギズモードはこのチャレンジをこれからも追っていきます。お楽しみにっ!
[EVOLTA×プラレール® 世界最長レール走破チャレンジ | Panasonic]
(松葉信彦)